摘要欄が空欄の帳簿で税務調査に対応した事例

この記事は、当事務所で実際に対応した個人事業主の税務調査事例をもとに、
お客様のお困りポイントと当事務所の対応結果をご紹介しています。
※守秘義務の観点から、一部内容を調整しています。

摘要欄が空欄で、帳簿を見ても内容がわからない状態だった

ご相談者様は、ご自身でクラウド会計を使って記帳されていましたが、
事前に帳簿を見せていただいたところ、
すべての勘定科目が「日付・勘定科目・金額」のみの記載でした。

例:4/24 交際費 10,000円 / 現金 10,000円

ご相談者様としては、会計ソフトに登録さえしていれば問題ないとお考えのようでしたが、
摘要欄がすべて空欄のため、帳簿を見ても内容が全くわからない状態でした。

神澤事務所の対応

調査官は、必ず帳簿を見ながら調査を進めます。

そのため、摘要欄が空欄だらけの状態では、
調査官側も確認に時間がかかり、調査が長引く可能性がありました。

調査まで少し時間に余裕があったため、お客様にご協力いただき、
支払先や内容をレシート等から拾って、Excelで帳簿の補足資料を作成しました。

調査当日、まずは元の帳簿を提示したところ、
やはり調査官も困った表情を見せていました。

そこで私のほうから補足資料をお出ししたところ、スムーズに調査が進みました。

事前に修正申告しない場合でも、
調査前までに帳簿や補足資料を用意しておくことで、
調査を円滑に進められた事案です。

クラウド会計でも「第三者が見てわかる帳簿」が大切

クラウド会計は簡単に帳簿が作れる半面、
ただレシートを写真にとって登録しただけでは、
中身がスカスカな帳簿ができあがる可能性があります。

「何を」「どこに」「何のために」がわからないと、帳簿として機能しません。

また、消費税の課税事業者で、2割特例や簡易課税でない方は、
帳簿の記載漏れが原因で、大きな追徴につながる可能性もあります。

ご自身の帳簿を印刷したときに、誰が見ても内容を理解できるかどうか?
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

当事務所では個人事業主の方向けに、
税務調査のサポートスポット相談修正申告サポート
期限後申告サポートをご用意しています。
お困りの際はおひとりで悩まず、ぜひお問い合わせ下さい。

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