この記事は、個人事業主の方向けの税務調査に関するQ&Aです。
難しい専門用語なし!毎回、1問1答形式なのでさくっと読めます。

個人事業主さん
税務調査の連絡があり帳簿を見直したところ、
摘要欄に何も記入してこなかったので、内容がよくわかりません。
税務調査でどう対応したらいいでしょうか?

神澤
税務調査が長引く可能性があるので、
事前に補足資料を準備しておくことをお勧めします。
調査官は、必ず帳簿を見ながら調査を進めます。
帳簿に「日付・勘定科目・金額」しか記載されていない場合、
何を買ったのか?誰とどこで会食したのか?など、内容がわかりません。
仮にスカスカの帳簿のまま調査を迎えたとしても、
都度、領収書などを提示し、内容を説明できれば問題にはなりにくいです。
ただし、双方の確認に時間がかかり、調査が長引く可能性がありますし、
「適当にやっている」という印象を与えることもあります。
「こんな適当な帳簿では青色申告は認められません!」
と指摘してくる調査官もいます。
そこで当事務所では、事前に補足資料を準備することをお勧めしています。
もともとの帳簿を後から加筆・修正することは推奨できませんので、
本来、摘要欄に記載すべきだった事項を、補足書類として別途作成します。
実際、この対応で税務調査が円滑に進んだ事例があります。
特にクラウド会計は、簡単に帳簿が作れる半面、
ただレシートを写真にとって登録しただけでは、
中身がスカスカな帳簿ができあがってしまいます。
「会計ソフトに登録さえしていれば大丈夫」とお考えの方が多いですが、
「何を」「どこに」「何のために」がわからないと、
帳簿として機能しません。
ご自身の帳簿を印刷したときに、誰が見ても内容を理解できるかどうか?
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

