ちょっとだけ変な暗記方法

税理士試験は暗記との戦いです。

一般的な税法の試験は、計算と理論の二つで構成されているのですが、
特に暗記が必要なのは理論です。

ボリュームのある法律を一言一句覚えて、
制限時間内に、手がもげる勢いでひたすら書きます。
少しでも手が止まったら試合終了です。

個人的には、自分であれこれ考えながら理解することが大切だと思っているので、
暗記に何の価値があるのかなあ・・と思ってしまいますが、仕方ないです。

長い受験生活、色々な暗記方法を試しました。
自分の声を録音して歩きながら聞いたり、運動しながら暗記したり。
でも、どれも中途半端で長続きしませんでした。

合格した最後の年、とてもしっくりきた暗記方法に出会いました。
修正テープで消しまくる!作戦です。

よくある暗記シートありますよね。
赤や緑のマーカーをひいて、下敷きで隠す方法。
私の暗記方法は、マーカーではなく修正テープを使います。下敷きはいりません。

覚えた部分はどんどん修正テープで消していきます。
○○は、○○○について、○○○○とする。みたいになりますが、
「てにをは」も容赦なく消していきます。

忘れたときは修正テープを爪でポリポリして、復活させることもありますが、
最終的に覚えたページは、真っ白になります。

この真っ白にできたときの達成感がすごい!
もはや覚えることよりも、修正テープをひくことが目的に!!

毎日狂ったように修正テープをひき続けた結果、全ページを覚えることができました。

そういえば、通勤中に修正テープだらけの教科書をよく読んでいたのですが、
電車内で前に立っている人の本を覗き込んだら、中身が真っ白だった・・って、
今考えると軽くホラーです・・(;’∀’)

修正テープはどうかと思いますが、プチ達成感を設けることが、
暗記のコツかもしれませんね。

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