この記事は、個人事業主の方向けの税務調査に関するQ&Aです。
難しい専門用語なし!毎回、1問1答形式なのでさくっと読めます。
個人事業主さん
先日、税務署から「申告内容のお尋ね」という書類が届きました。
これは税務調査なんでしょうか・・無視しても大丈夫ですか?
神澤
税務調査ではありませんが、
無視せず、速やかに事実を記載して回答しましょう。
確定申告を終えてホッとしているところに、
税務署から「申告内容のお尋ね」と書かれた文書が届いたり、
申告内容に関する電話が来ることあります。
突然の連絡に、これは税務調査!?と不安になりますが、
基本的には行政指導なので、税務調査ではありません。
(もし税務調査であれば、冒頭に調査を行いますと言われます)
行政指導とは、
「申告ミスや漏れがありそうだから、もう一度自分で確認してもらえますか?
もし間違っていたら直して下さいね」というお願いになります。
調査官が家に来ることもないので、
税務調査よりもライトな連絡と考えて下さい。
実は回答義務もありません。
でも、それなら無視でいいや、というのは絶対にNGです!
無視し続けると、税務調査に発展する可能性が高くなります。
お尋ねの段階であれば、
仮に申告内容にミスがあってもペナルティは軽くて済みます。
速やかに事実を回答するようにしましょう。
もしお尋ねの意味がわからなかったり、
どうやって回答すればよいか迷うときは、
そのまま放置せず、税理士や税務署に相談してくださいね。