税務調査で領収書は調査官に全部見られる?【税務調査Q&A】

この記事は、個人事業主の方向けの税務調査に関するQ&Aです。
難しい専門用語なし!毎回、1問1答形式なのでさくっと読めます。

個人事業主さん
個人事業主さん

個人事業主の税務調査では、
全ての領収書を一枚ずつ確認されるのでしょうか?

神澤
神澤

ある程度ポイントを絞って確認されますが、
全部見られるつもりでいましょう。

個人事業主の税務調査では、
最初に1時間ほど事業概要や経理状況のヒアリングが行われ、
その後、帳簿や書類の確認が始まります。

まず一番重点的に見られるのは売上です。
その後、外注費・給料・交際費・地代家賃などの経費項目に進み、
その他決算書で気になる項目の確認がされます。

その際、調査官が領収書を一枚一枚すべて見るわけではなく、
特定の科目(交際費など)の領収書だけを細かく見たり、
何月何日のこの経費の領収書を見せて下さいなど、
調査当日はポイントを絞って、確認されることが多いです。

ただし、個人事業主の税務調査は調査時間が短いため、 
領収書を丸ごと、税務署が持ち帰るケースも少なくありません。

何枚か架空・私的な領収書が混ざっていても、
どうせ気付かれないよね、と思われるかもしれませんが、
調査官もプロですのでバレます。

税務調査では、領収書を全部見られるつもりで臨みましょう!

当事務所では個人事業主の方向けに、
税務調査のサポートや、スポットのご相談メニューをご用意しています。
税務調査の連絡が来て不安な方は、ぜひお問い合わせ下さい。

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