屋号付き口座のメリット・デメリット

屋号を決めると、屋号付き口座を開設することができます。

法人であれば法人名だけの口座が作れるのですが、
個人事業主の場合ほとんどは、「屋号+個人名」が口座名義となります。
ビジネス用の口座、という位置づけですね。

屋号付き口座って開設したほうがいいんでしょうか?

会計事務所の立場から言えば、ぜひ開設して頂きたいです。
一方で、作る側の立場になって感じたことは、
他にもメリットやデメリットがあるよねえ・・でした(笑)

まず会計事務所側の立場で。
シンプルに、プライベートとお金の流れを分けることができるので、確定申告が楽!です。

個人名義口座をそのまま使ってしまうと、
どれが事業で、どれがプライベートの入出金か、判別が必要になります。

最初は管理できていても、取引量や口座数が増えると、よくわからなくなることも。
意図しない申告漏れを防ぐためにも、最初の仕組み作りは大切です。
もちろん個人名義口座でも、しっかり使い分けて頂ければ問題ありません^^

次に作る側の立場で。
私は千葉銀行とpaypay銀行でひとつずつ屋号付き口座を作ったのですが、
窓口のある千葉銀行は、担当者の方(=得意先係)がついてくれました。

銀行さんとのコミュニケーションがとりやすくなるので、
特に融資をお考えの方は、屋号付き口座のほうが有利といえます。

一方でデメリットも。
千葉銀行はインターネットバンキングサービスも申し込んだのですが、
毎月、2,200円の基本手数料がかかります( ;∀;)

千葉銀行さんに限ったことではなく、大体どの銀行も2~3,000円かかります。
freeeで同期したかったので良いのですが、ほぼ振込作業がないので地味なコストです・・

個人口座であれば、インターネットバンキングサービスを利用しても、
基本手数料が無料のところがほとんどです。
ご自身のビジネススタイルにあわせて、うまく使い分けるのが良さそうですね。

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