設立後の銀行口座はネットバンクだけで大丈夫?

ネット銀行、便利ですよね。
記帳の手間もかかりませんし、手数料もお得ですし、24時間いつでも利用できます。

基本的にWEBで申込手続きが完了するので、口座開設もスムーズです。

開業・法人設立後、最初に作る口座はネット銀行という方、本当に多いです。
特に人気なのは、住信SBI銀行・PayPay銀行・楽天銀行あたりでしょうか。
(それにしてもPayPay銀行という名前、未だに慣れません笑)

では、ネット銀行だけ持っていれば大丈夫なのか?
実は、ネット銀行だけでは支障が出ることがあります。

過去、お客様で支障が出たケースを挙げます。
①社会保険料の口座引落ができない(イオン銀行のみ可)
②ペイジー納付ができない(PayPay銀行と楽天銀行は可)
③日本政策金融公庫からの融資が入金できない(2023.2月よりGMOあおぞらネット銀行は可)
➃中小企業倒産防止共済や小規模企業共済に加入できない
(小規模企業共済は2023.9月より、楽天銀行・GMOあおぞらネット銀行は可)

特に➃は、節税対策で使われることが多く、期限にも余裕がないため、
加入できなかった場合のダメージが大きいです。

まだネット銀行が主流でなかったころ、
今月中に申込書を銀行窓口に出して下さいね~、とお伝えしたところ、
はて、ネット銀行の窓口とは?(;’∀’)というご質問を受け、青ざめた記憶があります・・
(すぐ実店舗で口座開設してもらい、間一髪で間に合いました汗)

口座開設は腰が重くなりがちですが、
ネット銀行だけの方は、お早めに実店舗の口座も作っておきましょう!

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