給与から天引きされる税金(所得税)

最後は所得税についてです。

そもそも所得税って、確定申告をして納めるイメージがありませんか?
でも会社員の場合、確定申告は通常いらないですよね。

なぜなら、会社が代わりに確定申告と同じようなことをしてくれているから。
これが、年末調整と呼ばれるものです。

12月の給与計算が終わると、一年間の年収が確定します。
これに生命保険料や住宅ローンなどを反映させて、
会社は、皆さんの年間の所得税額を計算します。

年間の所得税額よりも、これまで天引きされていた分のほうが多ければ、還付。
そうでなければ、徴収となります。

一般的には、還付になることのほうが多いです。
12月の給与明細に、年末調整還付額があると、テンションあがりますよね~!(^^)!

では、毎月の天引き額はどうやって計算されているのか?
これは、「源泉徴収税額表」というものに当てはめて決まります。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/zeigakuhyo2021/data/01-07.pdf

ズラーっと数字が並んでいますが(;’∀’)、
要は、この月給のまま一年間いけば、大体これぐらいの所得税額になるだろう、
という見込みで、毎月の所得税が決まっているイメージです。

ちなみに、給与から所得税が天引きされることを、「源泉徴収」といいます。
会社は翌月10日までに、源泉徴収した所得税(=源泉所得税)を納付しています。
本当に色々な税金の納付をしてくれています・・

以上、かなりざっくりとした内容でしたが、
給与明細から天引きされている税金について、ご紹介してきました。
ぜひ一度、お手元の明細を確認してみてください^^

タイトルとURLをコピーしました