この記事は、個人事業主の方向けの税務調査に関するQ&Aです。
難しい専門用語なし!毎回、1問1答形式なのでさくっと読めます。

今年も適当に確定申告してしまい、
税務署から連絡があるのではないかと不安です。
税務調査が入りやすい確定申告書・決算書の特徴はありますか?

いくつか特徴はあります。
今回は確定申告書についてお話しますね。
前回は、税務調査が入りやすい決算書の特徴についてお話ししました。
適当に決算書を作るのはマズいんだな、ということもご理解頂けたかと思います。
確定申告書に関しては、e-Taxで作成される方のほうが多いでしょうから、
決算書に比べると間違いは起きにくいです。
ではどんな確定申告書だと、税務調査が入りやすいのでしょうか?
毎年赤字・所得額が異常に低い
事業を始めたばかりであれば仕方ないですが、
何年も赤字が続いているような場合、売上漏れや架空経費があるのではないか疑われます。
所得額が低すぎる場合も同様です。
例えば4人家族の大黒柱で、所得額が毎年100~200万程度なのに、
家・車・保険料の支払いもあるような場合。
どうやって生活しているのか?他に申告していない収入源があるのでは?
という疑問から、税務調査に発展する可能性があります。
手書きの申告書
e-Tax作成よりもミスが起こりやすく、
そもそもの数字の集計が間違っている確率も高いため。
パソコンが苦手であれば仕方ないですが、
手書きの際はより注意して申告書作成をしましょう。
収入金額等にある区分欄
令和2年分から登場した、こちらの「区分」欄。

事業所得がある方は、ご自身の日々の経理状況に応じて、
1~5のいずれかの数字を入れる必要があります。

このなかで、「5」が入っている申告書は要注意です。
なぜなら、「確定申告のやり方がよく分からないまま適当にやっています」
と自ら宣言しているのと変わらないため、
申告内容が間違っている可能性が高いと判断されます。
ご自身で白色申告をしている方の申告書でたまに見かけますが、
白色申告でも帳簿の作成は必要なので、ご注意ください。
年に一度のことなので、どうしてもミスは起きます。
ですが、ミス=すぐに税務調査が入るというわけではなく、
単純なミスなら、電話指導やお尋ね程度で済むことが多いので、安心してくださいね。
もし過去の申告に間違いを見つけて悩んでいる方は、ぜひ当事務所にご相談ください。